ecowin AIR 開発秘話②・・・二酸化炭素濃度と健康
現在、建築基準法では、居室の二酸化炭素濃度は1000ppm以下に抑えるという基準が設定されています。
なぜ1000ppm以下なのか?
それは、1000ppmを超えると、倦怠感、頭痛、耳鳴り、息苦しさ、疲労感などの症状につながる可能性があるからです。
〇air-Unitを導入された住宅で二酸化炭素濃度を比較
実際に、あるご家庭にて二酸化炭素濃度のモニタリングを実施いたしました。このご家庭は、新築住宅の在来工法で、特に気密測定をしておらず、高気密高断熱の家でもありません。ご夫婦の寝室にて、①給気口を閉じた場合と②ecowin AIRで給気した場合の、それぞれの二酸化炭素の濃度変化をモニタリングして、グラフ化し、実証評価しました。
その結果に唖然としました。
①給気口を閉じた場合→二酸化炭素濃度は最大で2980PPm
②ecowin AIRで給気した場合→二酸化炭素濃度は最大で918PPm
という結果になりました。建築基準法では、1000PPm以下ですから、気づかぬ間にいかに不健康な暮らしをされてきたのか、衝撃的な結果でした。
(グラフ化した結果)
①給気口を閉じた場合
②エアユニットで給気した場合
〇換気の重要性と課題
この結果から現代の高気密化の進む建物での換気の重要性は言うまでもありません。しかし、寒い、蒸し暑い、花粉やPM2.5が気になる!などの課題によって、一般的に多くのご家庭が冬や夏に給気口を閉じた生活をされているという現実があります。
多くの皆様が体験されていると思いますが、キャンプに行った時など、朝の目覚めが最高に気持ち良いのは、まさに新鮮空気に満たされた空気環境だからです。これらの課題を解決し、皆様の健康的で快適な空気環境の実現に貢献できる新技術こそ新製品ecowin air-Unit(エコウィン エアユニット)であると考えております。
ecowin AIR(エコウィン エアユニット)
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ecowin AIRの性能