「ecowinエアー」は、熱源にエアコンを利用して暖房時は暖めた空気、冷房時は冷やした空気を取り込む外気処理システム。窓を開けなくても、常時開放でCO₂濃度の低い空間を実現します。
抗ウイルスフィルター標準装備で、フィルター内に含まれた銅イオンの殺菌力によりさまざまな菌やウイルスの増殖を抑制します。
アメリカ暖房冷凍空調学会(ASHRAE)の研究発表によると、CO₂濃度が上昇すると集中力や判断能力が著しく低下し、眠気を感じるようになるとされています。
40人ほど在籍する普通教室のCO₂濃度は、換気が十分に行えていないと容易に上昇し、近年の研究によると、お昼休み頃には基準値の3倍にまで上昇してしまいます。
K市体育館にて、換気計測を実施しました。
計測の結果、外気温28℃をecowinエアーで温調処理し21℃に改善しました。27,200㎥/hの温調された新鮮空気を取り込んだ結果、アリーナと2階観客席は共に室温が3℃低下し快適性が向上、CO₂濃度は約3,000ppm改善しました。
本施設収容人員は、厚⽣労働省発表のコロナ感染防⽌対策に有効とされる30㎥/h・人で試算した結果、ecowinエアーを60%稼働させて約700人、40%稼働により、約420人の収容が可能となります。