ecowinAIR開発秘話①・・・なぜecowinAIRが誕生したのか?

平成30年5月18日、
新製品であるecowinAIRを発表しました。
本製品は、健康快適でより豊かな室内空気環境を実現できるコンパクトな外気処理※1ユニットです。

エアユニットトップ

 

なぜ、エecowinAIRが誕生したのか?それは現代の建物の高気密化に関係があります。
住宅では建築基準法にて24時間換気システムの設置が義務付けられています。
24時間換気の義務化から、国内で最も普及した24時間換気システムとして第三種換気※2があげられます。

第三種換気※2は、安価で、計画換気が確実に出来るという理由から、気密性の良い建築の普及と共に、住宅からマンション、ホテル、介護施設、オフィス、店舗など官民問わず広く利用されています。
しかし、自然給気口からは未処理の外気を取り込む為、課題もありました。

 

〇課題であった夏季・冬季の外気取入れ

 

第三種換気イメージ

 

第三種換気※2では、冬は冷たい外気が入り、夏は湿っぽい不快な外気を取り込むという課題があります。
そのため、24時間換気に必要な換気量を計算し適切な設備を設置しても、ユーザーが、給気口を閉じたり、換気量を抑えてしまうことにつながります。
その結果、室内空気環境が悪化(室内CO2濃度の上昇や、酸素濃度の低下など)した中で生活している世帯が多い現実がありました。

 

冷暖房と換気は常に表裏一体のもので、一体の空調であるべき要素でしたが、これまでは別々のものとして、計画、実施されていました。

 

この課題を解決すべく、第一種換気※3に全熱交換器を内蔵した24時間換気システムが実用化されましたが、
導入コストが高く、給気にダクトを用いなければならず、メンテナンスの問題や、汚染空気の一部が室内に戻るなどの課題もありました。

 

 

 

〇課題解決する画期的な換気システムecowinAIR(エコウィンエアー)の誕生

エアユニット

 

これらの課題を解決するために、試行錯誤の上、約3年の開発期間を経てecowinAIR(エコウィンエアー)の誕生は開発されました。

本製品は、大型施設で義務化されている外気処理技術をエコウィンハイブリッドの技術(エアコンを熱源として活用したハイブリッド型輻射式冷暖房システム)で実用化し、

 

ハイブリッド

 

 

新築、既築問わず、戸建住宅、マンション等の一般家庭での採用から、業務用に至るまで、幅広い換気市場への展開を想定しています。新築のみならず既存建築にも後付けで設置可能!
今お使いのエアコンを熱源として利用することで、外気処理を実現!ダクトレスの簡単リフォームが可能になりました。

エアユニット図

 

※1 空調設備において、外気の温度を適度に調節して取り込むことを指します。
※2 機械によって強制的に排気のみを行い、給気は自然給気で行う換気システム。
※3 排気、給気ともに機械によって強制的に行う換気システム。

 

 

〇e
cowinAIR(エコウィンエアー)の誕生の詳細へのリンク

 

 

ecowinAIR

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 ecowinAIR開発秘話②

 ecowinAIRの性能