【受賞のお知らせ】ecowinウォーターに関する発明が「令和8年度 九州地方発明表彰 中小企業庁長官賞」を受賞
- 2026.10.29 | 受賞歴 お知らせ ecowinウォーター
このたび、株式会社エコファクトリーの無動力雨水純水化システム「ecowin WATER(エコウィンウォーター)」に関する発明が、「令和8年度 九州地方発明表彰」において「中小企業庁長官賞」を受賞することとなりました。
今回受賞したのは、雨水を電力などの外部動力を使わずに濾過し、純水として貯留する技術「雨水を無動力で濾過し純水を貯水する装置」(特許第7689789号)です。
なお、授賞式は2026年11月5日(木)に予定されています。
受賞発明の詳細はこちら:https://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/R8/jusho_kyushu/detail/chusho.html
100年以上の歴史を持つ「地方発明表彰」
「地方発明表彰」は、公益社団法人発明協会が主催する、1921年(大正10年)から続く歴史ある表彰制度です。
日本全国を北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州の8地方に分け、各地域で生まれた優れた発明や技術を表彰しています。
この表彰では、技術的な優秀さだけでなく、実際に活用されていることや、その技術が地域産業の発展にどのように貢献しているかも重視されています。
また、優れた発明に贈られる「特別賞」には、文部科学大臣賞、特許庁長官賞、中小企業庁長官賞などが設けられています。
今回、ecowin WATERに関する特許発明が、その特別賞の一つである「中小企業庁長官賞」を受賞することとなりました。
当社が開発・実用化を進めてきた雨水処理技術が、このような歴史ある発明表彰において評価されたことを、大変光栄に思います。
電力を使わず、雨水を貴重な水資源へ
「ecowin WATER」は、屋根などに降った雨水が流れ落ちる際のエネルギーを利用し、電力を使わずに雨水を濾過・純水化するシステムです。
雨水に含まれる不純物を段階的に取り除き、処理した水を貯留することで、これまで排水されていた雨水を有効な水資源として活用できます。
外部動力を必要としないため、平常時の省エネルギーに加え、災害による停電・断水時にも生活用水を確保できることが大きな特長です。
さらに、生成した純水を空調室外機に噴霧することで、冷却効率の向上や消費電力の削減にも活用できます。
熊本県宇土市の「ecowin宇土アリーナ(宇土市民体育館)」で実施した実証実験では、純水の噴霧冷却により、比較対象設備に対して約19%の消費電力量削減を確認しました。
※削減率は実証実験の条件下における結果であり、設置環境や運転条件によって異なります。
水資源の有効活用と災害に強い社会を目指して
今回の受賞は、雨水を貴重な水資源として活用する技術の普及に向けて、当社にとって大きな励みとなるものです。
エコファクトリーでは今後も「ecowin WATER」の普及を通じて、平常時の省エネルギーと災害時の水確保を両立し、持続可能で災害に強い社会づくりに貢献してまいります。









