常設避難所となる学校体育館に求められる空調環境
- 2026.08.7 | コラム・ブログ ecowinハイブリッド
学校体育館は、平常時には児童・生徒が利用する教育施設であり、災害発生時には地域住民を受け入れる避難所としての役割も担っています。
熊本地震の避難所で確認した”騒音値”
熊本地震の発生後、弊社では避難所となっていた八代市内の避難所体育館を訪問し、現地の空調環境を確認しました。
調査当日は外気温35℃。約800㎡の体育館には約90名が避難されており、館内では業務用スポットクーラーが8台が稼働していました。
体育館中央部の室温を測定したところ28.3℃、騒音値は53.3dB(デシベル)でした。
53.3dBは日中であれば一般的な生活音の範囲と言えますが、夜間に避難者が休息や睡眠を取る環境としては、一般的に望ましいとされる35〜40dB以下を上回る水準です。
また、館内では多くの避難者がうちわを使用しており、広い体育館では場所によって体感温度に違いが生じる様子も見受けられました。
現況を踏まえ改めて感じたのは、学校体育館のような大空間では、室温という数値だけでなく、空間全体の温熱環境や静粛性にも配慮した空調環境が重要になるということです。
常設避難所に求められる空調の役割

災害時の避難者は、慣れない環境の中で大きな精神的・身体的ストレスを抱えながら生活することになります。
また、避難生活は一時的なものとは限らず、状況によっては数日から数週間に及ぶこともあります。
だからこそ、熱中症などの二次被害を防ぐことはもちろん、休息や睡眠を妨げにくい静粛な室内環境を整えることも、常設避難所には大切な役割の一つではないでしょうか。
「輻射空調」という選択肢
エコファクトリーの「ecowin HYBRID」は、エアコンと輻射パネルを組み合わせたハイブリッド型空調です。
エアコンによる冷暖房に加え、輻射冷暖房を組み合わせることで、大空間でも温度むらを抑え、風が一部へ集中しにくい温熱環境づくりを目指しています。
また、エアコンの負荷軽減による省エネルギー効果も期待できます。
実際に学校体育館へ導入いただいた自治体からは、快適性・静粛性・省エネルギー性について高い評価をいただいています。
学校体育館が「常設避難所」としての役割を担うこれからの時代、休息や睡眠を妨げにくく、大空間でもできるだけ均一な温熱環境を維持できる、より適した空調の形について考えてみてはいかがでしょうか。
エコファクトリーでは、その一つの選択肢として、輻射空調を組み合わせたハイブリッド型空調システム「ecowin HYBRID」を通じ、学校体育館における新たな空調環境づくりをご提案いたします。









