「隠れ熱中症」の時代へ、いま見直したい室内の熱中症対策
- 2026.08.5 | コラム・ブログ ecowinハイブリッド
連日の猛暑が続く今年の夏。熱中症警戒アラートが各地で発表されるなど、暑さへの備えがこれまで以上に重要になっています。
熱中症というと屋外で発生するイメージがありますが、総務省消防庁の統計では、救急搬送された人の約4割が「住居」で発生しています。
つまり、熱中症は屋外だけでなく、私たちが普段過ごす室内でも起こりうる身近なリスクなのです。
「隠れ熱中症」に注意

最近耳にすることが増えた「隠れ熱中症」。
本人が暑さや体調の変化に気づかないまま、体内に熱や脱水が蓄積してしまう状態を指します。
特に、
・高齢者
・作業に集中する方
・運動中の学生
・小さなお子さま
は、自覚しないまま症状が進行してしまうことがあります。
熱中症対策では、水分補給やエアコンの使用が欠かせません。
しかし近年では、それだけではなく、人が熱をため込みにくい室内環境をつくることも重要と考えられています。
室内では壁や天井、床などから受ける輻射熱の影響もあり、空気の温度だけではなく、
室内全体の熱環境を整えることが、快適性と熱中症リスクの低減につながります。
ecowinが目指す空間づくり


「ecowin」は、強い冷風で冷やすのではなく、輻射の力を利用して室内全体の熱環境を穏やかに整える空調システムです。
保育施設や高齢者施設、工場、体育館など、人が長時間過ごすさまざまな施設で採用され、
快適な空間づくりにも活用されるほか、空調負荷の軽減による省エネルギー効果が期待できています。
近年では、学校体育館を災害時の避難所として活用する自治体が増えており、「避難所となる学校体育館の暑さ」も社会課題の一つとなっています。
そのため、避難生活における熱中症などの二次災害を防ぐことを目的として、全国で体育館への空調整備が進められています。
その中で、輻射空調システム「ecowinハイブリッド」も、2018年3月から2023年8月までに約180体育館施設へ導入され、そのうち約160施設が学校体育館となるなど、避難所となる体育館への採用が広がっています。
自治体関係者からは、短時間で室内環境を整えやすいことや、エアコンの風が避難者へ直接当たりにくいこと、
さらに空調負荷の軽減による省エネルギー効果が期待できることなどが評価されています。
このような背景から、避難所として活用される学校体育館で快適性と省エネルギー性を兼ね備えた空調として、ecowin HYBRIDの採用が広がっているのです。
人の意識だけに頼らない熱中症対策へ

熱中症対策には、水分補給や休憩など、一人ひとりの意識も欠かせません。
しかし、作業に集中して気付いてない方や、高齢者や子どもなど、自分では暑さを感じにくい人もいます。
だからこそ、人だけではなく、空間そのものが人を守る環境づくりも、これからの熱中症対策として重要になっていくのではないでしょうか。
快適で安心できる室内環境を目指して

猛暑が当たり前になりつつある今、空調設備に求められる役割も変わり始めています。
エコファクトリーは、輻射空調技術を通じて、省エネルギーと快適性を両立しながら、
人にも地球にもやさしい空間づくりを提案してまいります。








