本格的に梅雨の時期に入りました。日々高い湿気によりじめじめとした環境が続いております。

梅雨の時期は、湿度が高くなることでカビやダニが原因の感染症が増える傾向にあります。

突然、原因不明の咳や熱などといった症状が発生した場合は要注意です。湿度が高い環境ではカビやダニが繁殖し、アレルギー性鼻炎、結膜疾患の他、感染者が増えつつある新型コロナウイルス等の脅威に晒されやすくなります。

梅雨の時期にこそ、感染症対策をしっかりしておきましょう。

【梅雨時期の感染症対策について】

１．こまめに掃除する

部屋の中のホコリを放置しておくと、エアコンを使いだしたときに冷気と一緒にカビをまき散らし、健康を害する恐れがあります。エアコンを使用する前に一度埃の溜まっている場所を掃除しましょう。
エアコンのフィルターも一度取り外し、溜まった汚れを洗い流しましょう。

お風呂場は特にカビが発生しやすく、水分と汚れが残っているとカビの原因になりますので、入浴後にシャワーでお風呂全体に水をかけて洗い流すだけでカビ防止になります。

２．食品は適切に保管する

湿度や気温が上昇すると細菌が増殖しやすい環境となる為、今まで以上に、食品の取り扱いに注意が必要です。

開封した袋などのわずかな隙間からも侵入してくるので、この時期の粉製品は早めに使い切りましょう。使い切れなかったものは密封容器に入れて冷蔵庫で保管すると、ダニの繁殖を抑えられます。

３．定期的に窓を開けて換気を行う

まめに窓をあけて換気することで、湿度を下げられます。換気をするときは、窓やドアを2カ所以上開けて空気の通り道を作ってあげることが大切です。

同時に押入れやシンク下などの普段空気が流れにくい場所も、扉を開けて換気するとより効果的です。

また、クローゼットなど換気しにくく、湿気がこもりやすい場所については、収納前に風通しのいい場所に吊るしておく、扇風機で風を送ってあげる、スペースの中に余裕を持たせておく等して、多湿の状況を防ぎましょう。クローゼット用の除湿剤を利用するなども有効です。

この梅雨の時期は特に体調を崩しやすい時期ですが、できるところから予防を行い健康被害への影響を少なくしていきましょう。

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