大空間施設のecowin採用事例 『ecowin宇土アリーナ(宇土市民体育館)』
- 2022.08.10 | コラム・ブログ
この度、大空間施設にecowinを採用いただいてから9年目となる『ecowin(エコウィン)宇土アリーナ(宇土市民体育館)』の事例をご紹介させていただきます。
【大空間施設として、世界初!ecowin宇土アリーナ(宇土市民体育館)】
2013年8月、熊本県宇土市の宇土市民体育館(ecowin宇土アリーナ)に大空間施設として、世界初となる輻射式冷暖房システム「ecowin」を導入いただきました。
夏場の室内温度が非常に高くなることにより社会問題化している熱中症への対策、また、避難所として冷暖房整備を行う必要性がありました。また、宇土市民体育館への国際大会の誘致を宇土市は目指しており、そのためには冷暖房設備の導入が必須であるということも冷暖房設備の導入を検討され、『コストをなるべく抑えた形でのアリーナ全体を快適に冷暖房できないか』との思いで、当社にお問い合わせをいただきました。
その後、様々な空調方式と比較し、導入コスト、ランニングコストが大幅に優れている点、温度ムラがなくアリーナ全体の冷暖房を行える点にご納得いただき、今回のご採用に至っております。
ecowin導入後は、一年中春のような快適な温熱環境を実現できるようになり、これまで体育館をご利用いただいた方からもとても快適とのお声を多数いただいております。
【2016年の熊本地震を経て】
2016年に、未曽有の災害である熊本地震により熊本県の宇土市庁舎が倒壊しました。
その後、倒壊した宇土市庁舎に代わり、庁舎機能を一時移転する為の施設として、ecowin宇土アリーナが選ばれ、仮市庁舎として約4ヶ月間活用されました。
宇土市民体育館で導入しているecowinは、二度発生した地震にも耐え、この仮庁舎で業務を遂行された市職員の方々に快適な輻射冷房環境を創造し、地域防災の一翼を担いました。
【省エネ大賞受賞】
宇土市民体育館にて、輻射式冷暖房システムecowinを採用いただいた事例が、平成26年度省エネ大賞(省エネ事例部門「審査委員会特別賞」)を受賞いたしました。
受賞テーマは【輻射式冷暖房システム等の導入による体育館の省エネ化】です。
輻射熱が体感に直接作用するため、温度ムラがなく、熱効率が優れており、夏季の熱中症対策に有用であるとして、高く評価頂きました。
省エネ大賞は、省エネルギーを推進している事業者および、省エネルギー性に優れた製品を開発した事業者に受賞される名誉ある賞であり、大変誇らしく思います。
【宇土市民体育館からecowin宇土アリーナへ】
2018年に、宇土市、㈱エコファクトリーの間で、宇土市民体育館の5年間の命名権(ネーミングライツ)契約を結びました。
現在も、宇土市民の皆様をはじめ、たくさんの方にecowinをご活用いただいております。
以下宇土市長元松茂樹様のfacebook投稿記事でのご紹介内容になります。
https://www.facebook.com/shigeki.motomatsu/posts/1224204971047020