NPO法人 日本核シェルター協会様モデルシェルターにecowinを設置
- 2025.12.3 | 新着ニュース
──いま、日本に求められる“備え”としての核シェルター
世界に目を向けると、スイス・イスラエル・ノルウェーなどでは、国民一人ひとりを守るためのシェルター整備が進み、普及率が90%を超える国も存在します。
一方で日本は、先進国の中でもシェルター整備が大きく遅れており、有事の際に安全な避難場所を確保できる割合は依然として極めて低い状況です。
自然災害時だけでなく、国際情勢が不確実性を増す昨今、「家族・国民を守るインフラとしてのシェルター」を整える必要性はかつてないほど高まっています。
こうした社会的課題に対し、私たち企業がどのような形で役割を果たせるかが問われています。

──日本核シェルター協会モデルシェルターへの輻射パネル設置について
株式会社エコファクトリーは、輻射式冷暖房パネル「ecowin」を中心に“人に優しい空調”を追求してきました。
このたび、日本核シェルター協会様の賛助会員である当社がモデルシェルターへ当社輻射パネルを設置。11月28日、工事が完了しました。
私たちが同協会様の賛助会員として参画している理由は単に当社製品を広めるためだけではありません。国内のシェルター整備そのものを推進し、社会全体の安心・安全に貢献したいという思いからです。
シェルター内部の環境は、密閉性が高く、従来の空調では温度ムラ・風による不快感・騒音などが課題になりがちです。
そして肝心なのは、いざという時の、爆風圧、振動に耐えられなければ元も子もないということです。空調機器の核シェルター内の壁固定にはさまざまな制約があるのです。
また、シェルター外部のガンマ線が1/1000まで減衰するといわれる2週間を狭い密閉空間で過ごさなくてはなりません。
限られた空間でも一定の快適性保ち、心身の疲弊を軽減できればという思いは当社も協会様も一致しております。

今回のモデルシェルターには、実際に稼働可能な状態でパネルを設置し、来訪者の皆さまに「シェルター内空調の最適解の一つ」として体感いただける展示となっています。
今回の設置に携わってくださいました。NPO法人日本核シェルター協会様、そして株式会社ハピネステクニカ様、ありがとうございました
◆NPO法人日本核シェルター協会
◆株式会社ハピネステクニカ
https://www.hapinesu.co.jp/







