今朝も日本列島は寒気に覆われていて、各地で冷え込みが強まりました。今シーズン一番の寒さを更新していて、全国でも400地点以上で、今シーズン一番の冷え込みとなっています。

寒い時期になると、帰宅後の温かいお風呂が楽しみになりますが、入浴を行う場合にも用心が必要です。家庭のお風呂には「ヒートショック」という命にかかわる現象が起こり得ます。

【ヒートショックとは】

ヒートショックとは、急激な温度変化が体にダメージを与える現象の総称です。人の血圧は、気温が低くなると血管が縮んで上昇し、気温が高くなると血管が広がって下降します。この温度差によって血圧が急激に変化し、心臓や脳に負担がかかり、最悪の場合、命を落とすこともあります。

特に高齢者の方は血圧を正常に保つ機能が低下したり、温度変化に対する感覚が鈍くなったりするため、ヒートショックのリスクが高まります。一般的に気温差が10℃以上あると、ヒートショックが発生しやすいとされています。

この記事では、冬場の入浴時に起こり得るヒートショックを防ぐための対策についてご紹介します。
これから更に寒さが厳しくなるこの時期、是非一度お目通しいただければ幸いです。

【ヒートショックを防ぐための入浴法】

ヒートショックを防ぐためには、入浴前の準備が大切です。

1. 浴室を温めよう
浴室暖房機があれば、入浴前にスイッチを入れて、浴室をあらかじめ温めておきましょう。
浴室暖房機がない場合は、シャワーのお湯を高い位置から浴槽にかけ、湯気で浴室全体を温める方法も効果的です。お湯はりは最後の数分間をシャワーで普通にお湯はりをして、最後の数分間だけ熱めのシャワーを高くからかけるだけでも、浴室を暖めることができます。

2. 脱衣所も温めよう
 脱衣所も暖めることで、浴室との温度差を減らし、ヒートショックのリスクを下げることができます。場所をとらないスリムな電気温風機などの導入もお勧めです。

3. 湯温と入浴時間
 熱いお湯は血圧を急激に下げてしまうため、41℃以下のぬるめのお湯で10～15分を目安に入浴しましょう。長時間の半身浴も、体温を上昇させ、血圧に負担をかける可能性があります。

4. かけ湯で体を慣らそう
いきなり入らない: 浴槽に入る前に、かけ湯をして体を温めておきましょう。桶に汲んだお湯をいきなり頭や胸にかけるのではなく、手足からゆっくりと体全体にかけて、お湯に体を慣らしましょう。

5. 水分補給を忘れずに
脱水予防: 入浴で汗をかくと、体内の水分が失われやすくなります。入浴の前後には、コップ2杯程度の水分を補給しましょう。

ヒートショックを防ぐためには、浴室と脱衣所をあらかじめ暖め、ぬるめのお湯で短時間、かけ湯をしてから入浴することが大切です。また、入浴前後には水分補給を心がけましょう。これらの習慣を続けることで、安心して入浴を楽しむことができます。

以上、これから更に冷え込む厳寒期に引き起こしやすいヒートショックのリスクを下げる方法を記載しましたのでご参考になれば幸いです。

ここまで紹介した対策に、室内を温度差なく均一に温めることのできる空調設備として、当社の輻射式冷暖房装置「ecowinハイブリッド」と高機能外気処理システム「ecowinエアー」を組み合わせた空調システムを導入するのも有効です。

■輻射式冷暖房装置 ecowinハイブリッド
紹介リンク：https://ecofactory.jp/lp_ecowinhybrid/

ecowinハイブリッドの輻射効果であれば、体感に直接作用する仕組みにより、床、壁、天井の温度がほぼ均一となるような温熱環境を実現します。急激な温度変化によって引き起こされるリスクを軽減し、お子様から高齢者の方まで安心してお使いいただくことができます。

■高機能外気処理システム ecowinエアー
紹介リンク：https://ecofactory.jp/lp_ecowinair/

ecowinエアーを導入する事で、空調を使用しながら空気の入れ替えを行い、常に新鮮な空気を保つことで健康で快適に過ごすことができます。

推奨する高性能フィルターを装備する事で、花粉症対策、日本国内はもとより、海外でも課題となっているPM2.5の除去などにも簡単に対応可能です。

熱源システムは、ecowinハイブリッド同様にエアコン室外機とecowinエアーを接続運用するシステムとなります。
ecowinハイブリッドとの併用も可能！利用者の皆様にも簡単に運用できる画期的な製品です。

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