この度、株式会社エコファクトリーが開発した無動力雨水純水化システム「ecowinWATER」が、熊本県新事業支援調達制度に正式に認定頂きましたので報告いたします。

熊本県新事業支援調達制度は、新商品等の生産によって、新たな事業分野の開拓を図るため、知事が認定した事業者の新商品等を県が競争入札によることなく随意契約によって、購入等できる制度です。

【認定情報】
認定期間：令和6年（2024年）10月10日 ～ 令和9年（2027年）3月31日
品名：ecowinウォーター

「ecowinWATER」は、地球温暖化防止、防災・減災、SDGsに貢献する革新的な技術であり、無動力で雨水を純水に変換するシステムです。

本システムは、天の恵みの雨水を無動力で純水化し、貴重な水資源として活用し、造水時のエネルギー消費によるCO2排出を抑制しSDGsの推進に貢献できます。これは豊かな地下水を有する熊本県の地下水保全に貢献できます。また、災害時の断水対策（BCP対策）として、生活用水を確保する事ができます。

更に平常時には生活用水のみならず、純水洗車、空調室外機の純水冷却による省エネCO2の削減、ヒートアイランド防止、各種生産分野の純水活用等、幅広い利用が可能です。　ゲリラ豪雨、洪水対策において、雨水を一時的に貯留出来るので、熊本県の流域治水計画にも寄与し、地域の防災力強化に大きく貢献します。

ecowinウォーターの持続可能な水資源活用方法として電力や外部動力を使用せずに雨水を純水に変換する技術、流域治水対策における洪水調整機能の一環としての役割、また熊本県の水資源保全と防災力強化に資する技術として県内外への波及効果を考慮頂き、今回の認定に至りました。

「ecowinWATER」は、熊本県の地下水保全、流域治水、災害対策に大きく貢献するシステムです。熊本県内での生産を通じて地域経済を活性化し、さらに全国および海外にも展開可能な技術です。

低コストで持続可能な水利用を実現し、防災力を高めるだけでなく、長期的なコスト削減効果が期待されています。メイドイン熊本の技術を通じて、地域社会と共に発展し、防災力と持続可能な水利用を推進していきます。