能登地方の再建に向けて 豪雨と地震被害を乗り越える支援と連携
- 2024.10.2 | 新着ニュース SDGs・CSR コラム・ブログ ecowinウォーター
2024年9月20日、石川県能登地方は記録的な豪雨に見舞われました。秋雨前線の活発化でもたらされた大雨により、石川県内で27河川が氾濫、土砂災害は42カ所で起きたと報道されております。また、輪島市や珠洲市、能登町などでは住宅の浸水被害が数多く確認されております。
能登地方では、今年1月にも能登半島地震による甚大な被害が発生し、多くの人命が失われました。ライフラインの復旧が進んでいたな中で記録的な大雨でさらに被害を受け、“二重被災”とも言われる厳しい状況の人が少なくなく、生活の再建に向けた継続した支援が求められています。
この困難な状況の中で、地元住民の方ならびに行政は迅速に復旧作業に取り組んでいますが、同時に今後の防災対策の強化が求められています。
最新の気象予測技術や災害対応システムの導入が進んでいる一方で、地域の持続可能な水資源管理がますます重要視されるようになっています。
このような困難な状況を目の当たりにし、過去に私たちの地元熊本でも甚大な被害を経験したことから能登地方に少しでも支援を届けるため、私たちは持続可能な水資源管理を支援する「ecowinウォーター」の寄贈を進めており、今月末には能登の地での導入が始まります。
「ecowinウォーター」は災害時にも安定した水供給を可能にするシステムであり、地域のインフラ再建や生活の支えとして大きな力を発揮することが期待されています。この寄贈が、能登地方の皆様の生活再建や、地域全体の復興に少しでも役立つことを願っています。
今後も、私たちはecowinウォーターの普及による流域治水を目指してまいります。
被災地におきまして、救済と復旧等の活動にご尽力されている方々に深く敬意を表します。
皆様の安全と被災地の復興、そして1日も早く平穏な日常が戻りますことを心よりお祈り申し上げます。