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バングラデシュにおける天水活用ソーシャルプロジェクトのご紹介 -すべての人に安全な飲み水を-

この度、『給排水設備研究 Vol.40,No.1(2023.4)』に掲載されましたバングラデシュにおける天水活用ソーシャルプロジェクトについてまとめているWEB記事をご紹介させていただきます。

特定非営利活動法人 雨水市民の会
【バングラデシュにおける天水活用ソーシャルプロジェクト−すべての人に安全な飲み水を−】
https://www.skywater.jp/archives/8652?fbclid=IwAR1G4X3wIoEZdzfPcK_6HoQpzD_ax39ikZE9QUntf7kNuEYseHtKUC2jrKU#more-8652

バングラデシュにおける多くの農村では、清潔な水が不足しており、また汲みに行くための水源も遠く、汚染されていることが問題とされています。

特に、ヒ素汚染や塩水の進入が深刻な課題で、実に140万本もの井戸が飲用基準を超えるヒ素で汚染されているといわれており、将来、長期間飲用による発がんなど、ヒ素の慢性中毒が危惧されている現状です。


解決策として、逆浸透膜(RO膜)による高度な処理が提案されていますが、設備の設置と管理には高いエネルギーとコストがかかり、停電が頻繁な地域や貧困層の多い農村では難しいとされています。

そんな中、安全な水を確保する方策として、注目されているのが「雨水の活用」であり、雨水は「天水」として捉えられ、安全性が高く、省エネ的であるとされています。

バングラデシュの年間平均降水量が高いことを背景に、雨水を集めるタンクの開発が行われ、低価格で普及させる取り組みが始まりました。

初期の試みでは富裕層に限られていたが、誰もが手の届く価格で提供できるようなタンクが開発されました。これがAMAMIZU(雨水)と呼ばれるタンクで、天水研究所が中心となり、NGOやJICAの支援を受けて展開されています。

この天水活用プロジェクトは、SDGsの目標の一環として、2030年までに地球上のすべての人に清浄な水を供給することを目指しています。

雨水の可能性を広げる取り組みが世界的に進んでいます。
今後、雨水活用の普及が進むことで、水資源の保全や災害対策に大きく貢献することが期待されます。

無動力雨水純水化システムecowinウォーターのご紹介】

当社の製品「ecowinウォーター」は、雨水を活用して純水を生成する無動力の雨水処理システムです。

■純水処理システム「ecowinウォーター」雨水で純水を造水する、雨水濾過・純水装置のご紹介
専用ページURL:https://ecofactory.jp/lp_ecowinwater/

0.5μmの超微細精密ろ過カートリッジと独自開発の貯留分離槽を組み合わせ、雨水を純水に転換するためのイノベーション技術を搭載しています。

ecowinウォーターは、ローコストで雨水中の不純物を除去し、高純度の純水を生成します。

得られた純水は様々な用途に利用可能で、特に災害時の非常用水や停電時の用水確保に優れています。

水の大切な資源を守る視点から、「ecowinウォーター」は雨水を浄化し純水に変えることで、地球環境にやさしく貢献します。

「ecowinウォーター」は、地球環境への配慮と新たなビジネスモデルの構築を通じて、未来の持続可能な社会を目指します。

私たちの生活やビジネスにおいて、雨水の有効な利用が広がり、真水の節約と環境保全が共に実現されることを願っています。